FRBによる「追加の量的金融緩和（QE2）」を巡って、その “副作用シナリオ” を解説した記事が日経ヴェリタスに掲載されてました。
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「米国債市場には売りのぶつけがいがある巨大な買い手（FRB）が登場した」 ―― 売る理由も生まれた：
（1）追加緩和が過度のインフレを招く
（2）米国債購入が政府の規律を緩めて財政が一段と悪化する
（3）今春以降、米国債相場は上昇しており、保有投資家にとっては利益が出せる水準
―― 米国債の半分近くを握るのは外国勢。 FRBの購入力を超えて売りが膨らんだら、ドル急落シナリオは現実味を増す。
また、中間選挙でオバマ民主党が大敗を喫したことで、積極財政路線の見直しを迫られるのは必至。 景気、そして支持率浮上の活路を輸出促進に求めるとみられる。 政権や議会で「ドル安への誘惑」が広がる公算も ―― そんな空気を読んで、投機筋がいち早くドル売りに動くかもあるかもしれない。
（日経ヴェリタス「なお消えないドル安懸念」/一部抜粋）
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先週末には、QE2の思惑と米雇用の回復を好感したドル買戻しの動きも見られたけど、短期的な反動だったのか?　それとも、もう一段のドル売りがあるのか? ・・・ これからの米経済指標の数字でQE2の効果は計れるけど、オバマ大統領は果たして政治的に 「ドル安誘導」 を転換するか?　それとも継続か?　今週末の国際舞台に注目ですネo(^-^)o

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【07日】
冬時間（End of Daylight Saving Time）移行 … 「中抜け」時間延長!
【08日】
7-9月期の外国為替平衡操作の状況（財務省）
15:45 10月失業率
16:00 9月貿易収支
20:00 9月鉱工業生産
23:00 ユンケルEU議長が議会証言 … ユーロ高牽制発言は?
27:00 3年物国債入札
【09日】
05:00 RBNZ「金融安定報告書」を公表
15:00 10月工作機械受注
16:00 10月消費者物価指数
18:30 9月商品貿易収支 / 9月鉱工業生産 / 9月製造業生産高
24:00 9月卸売在庫
27:00 10年物国債入札
【10日】
10月貿易収支
19:30 BOE四半期インフレレポート
22:30 9月国際商品貿易
22:30 9月貿易収支 / 新規失業保険申請件数
27:00 30年物国債入札
28:00 月次財政収支
【11日】
Veteran’s Day　NY休場
■ G20サミット@ソウル（-12日）
08:50 9月機械受注
09:30 10月失業率
10月消費者物価指数 / 生産者物価指数 / 鉱工業生産 / 小売売上高
18:00 ECB月例報告
【12日】
16:00 Q3GDP
19:00 Q3GDP / 9月鉱工業生産
23:55 11月ミシガン大学消費者信頼感指数
【13日】
■ APEC首脳会議@横浜（-14日）