円もユーロも4-6月が極点!


先週末の米12月雇用統計を巡って、その分析で、「失業率の低下は、職探しをあきらめた人たちが増えたのが要因 ―― 非農業部門雇用者数は、10月と11月分が合計7万人ほど上方修正されており、これを上乗せすれば12月の数字は市場予想を若干上回る。 つまり、今回の雇用統計は見かけほど良くも悪くもない内容」(日経ヴェリタス) だったという見方がありました。
また、バーナンキFRB議長が 「雇用情勢の正常化にあと4-5年かかる」 と議会証言@上院予算委員会で示した見通しについて、「量的緩和策の打ち切り論を牽制し、株価を下支えしたい。(すなわち)“株高 ⇒ 消費押し上げ ⇒ 景気刺激” の思惑もちらつく」 ・・・ マーケットに広がり始めた 「国債購入6000億ドルの6月打ち切り説」 を牽制する “市場との心理ゲーム” を仕掛けたっていう見方も ・・・ 一つの発言や指標から、裏側を読み取っていくと、いろんなことが見えてきますネ(^_-)☆
それはそうと、円とユーロを追いかけるうえで、「4-6月の “関所” の存在を忘れてはなるまい」 っていう内容の記事も気になりました(〇ο〇)
▼スペインで4月に、ポルトガルでは4月と6月に国債大量入札
▼ギリシャでは債務リストラが取りざたされる
▼アイルランドは3月にも総選挙が見込まれる
「… 人様の心配をしている場合ではない」 ・・・
▼S&Pが格下げ方向で見直しに入ったのが、昨年1月 ―― 格下げまでの期間は平均1年半だから、今年6月には日本国債の格下げ問題が…?
▼土俵際の菅政権の命運は? ―― 今のままなら、4月の統一地方選は惨敗?
ただ、株価については、「ドイツ証券とゴールドマン・サックス証券が先週、12カ月先のTOPIXの目標値を1000から1050に引き上げた。 “米景気回復 ⇒ 輸出増 ⇒ 業績改善 ⇒ 株高” という見立て」 という筋書きに、今年の日本株は跳ねるかな! って淡い期待を抱いちゃった連休中日のわたしですo(^-^)o

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