円急騰劇の「顛末」と「禁断の介入」


アジア株が堅調だったうえ、欧州株もダウ先物(時間外)も上昇に、欧州ではリスク回避後退と協調介入を意識した円売り優勢 ・・・ リビア攻撃で多国籍軍(米英仏伊)の規模拡大もあって、どう為替相場に臨むか注目してたけど、これまでのとこ先週末の反動もあってか(?)ユーロは対ドルで売り先行、その後は持ち直しの兆候も…?
ところで、日本損害保険協会会長が 「損保各社は流動性の高い資産を十分確保しており、(外貨資産の)換金の必要はない」 と、1ドル=76.25円と円の最高値を更新する “きっかけ” になった憶測を否定! また、「地震保険支払い規模は1兆円と過去最大も、政府と損保業界合わせ、積み立て2兆3000億円」(日経)・・・ と心配無用で、これでアクシデント的な円急騰劇の顛末は、一件落着!?
そして、ヘッジファンドをもサプライズさせた “協調介入” の背景には、「NYダウが3日間で431ドルも下落し、年初来の上昇分をほぼ失った ―― (東日本巨大地震で)“iPad2” の部品調達に支障(?)との連想でアップルの株価は6%下落ってこともあり、QE2導入と同様に、(株価に敏感な)米通貨当局は日本の危機的状況を懸念。 また、東アジア諸国は円建て債務の比率が4分の1あり、円高によって各国の債務負担が増すリスクがある」・・・ そんな判断も米国にはあって、“禁断の市場介入” に協調したとか…?!
++—–++—– 気になる今夜のイベント —–++—–++
US 21:30 2月シカゴ連銀全米活動指数
EU 23:00 トリシェECB総裁が講演
US 23:00 2月中古住宅販売件数
╋╋ Asia/London Forex Market ━━━━━━━━━ ╋╋
     (18日17:00) ⇒ (19日06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:00)
USDJPY = 81.69-71 ⇒ 80.55-60 ⇒ 81.10-15 ⇒ 81.25-30
EURJPY = 114.77-81 ⇒ 114.30-35 ⇒ 114.90-95 ⇒ 115.05-10
GBPJPY = 131.55-60 ⇒ 130.85-90 ⇒ 131.70-75 ⇒ 132.05-10
EURUSD = 1.4049-51 ⇒ 1.4180-85 ⇒ 1.4170-75 ⇒ 1.4160-65
(一部修正)
◇ 人民元は中間値(基準値)で1ドル=6.5632元と最高値更新。
◇ ハンセン指数終値は△1.73%(22,685.22)、上海総合指数終値も△0.08%(2909.14)とそれぞれ続伸。

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