“材料”噴出もFXに「余計な動き」なし


余計な動きが見られないマーケットですネ! ・・・ 国内では、断続的な余震と放射性物質の拡散被害に神経を尖らせ、そして海外では、欧州の債務国懸念の再燃、多国籍軍によるリビア空爆、英CPIがBOEの政策目標「2%」の2倍超と早期の利上げが意識され、タカ派のダラス連銀総裁はQE2に「6月以降の延長に反対」を示唆するなど、マーケットは日本の大震災だけを “材料” に動いてるわけでないってことを、あらためて実感させられます。
さて、前日のNY市場では、ドル円は「81円ちょうど」(80.88~81.07)、ユーロ円は「115円ちょうど」、ユーロドルは「1.42ちょうど」と、ターゲットになる節目を挟んで小動きだったけど ・・・ きょうの東京市場は緩やかに円買い優勢ながらも、原発の復旧作業の進捗に合わせた振り子相場。 ちなみに、介入かとの思わせぶりな風評にはお気をつけて!
一方、欧州時間では、まずユーロ絡みで南欧諸国の債券相場に注目! もちろん、BOE議事録の「利上げ賛成票」の行方次第で、ポンドが為替相場をリードするLDN市場もネ。
++—–++ きょう欧米市場で気になるイベント ++—–++
UK 18:30 BOE議事録(9-10日分)
EU 19:00 1月鉱工業新規受注
US 23:00 2月新築住宅販売件数
EU 24:00 3月消費者信頼感
US 25:00 バーナンキFRB議長が講演
【追記】BOE議事録(9-10日分)で、Repo Rate据え置き決定は「6対3」! それにしても、発表前にポンド売り進行がちょっと不可解だったけど、これで早期利上げの思惑が薄れた?
       @18:25 ⇒ @18:40
◇ USDJPY= 80.75-80 ⇒ 80.80-85
◇ EURJPY= 114.50-55 ⇒ 114.65-70
◇ GBPJPY= 131.80-85 ⇒ 131.85-90
◇ EURUSD= 1.4175-80 ⇒ 1.4185-90
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━ ╋╋
     (22日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00現在)
USDJPY = 81.02-03 ⇒ 80.95-00 ⇒ 80.73-75 (80.70~81.08)
EURJPY = 115.33-37 ⇒ 114.90-95 ⇒ 114.33-37、一時114.23
GBPJPY = 132.15-20 ⇒ 132.50-55 ⇒ 132.05-10、一時131.92
EURUSD = 1.4234-35 ⇒ 1.4190-95 ⇒ 1.4162-64 (1.4150~1.4201)
(一部修正)
◇ 日経平均株価終値: 158.85▼1.65%の9,449.47円。 TOPIX: 7.03▼0.81%の861.10。

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