警鐘☆「4年に1度」のFX変調!


きょうの強風とは裏腹に、ドル円のレンジは “80.76~81.01” と小動き! ・・・ さらに、「5月のレンジ幅は 『79.57~82.23(2円66銭)』 と07年4月の2円47銭に次ぐ小ささ ―― 4年に1度の “オリンピック級” の膠着相場で、変動率は3.3%。 一方、それ以外の為替相場全般は荒れで、ユーロドルは6.5%」(日経QUICK)
きょうの “膠着” はLDN/NY市場が休み(Spring Bank Holiday&Memorial Day)では致し方がないとして、「先週末、店頭FX取引12社合計のドル買い/円売り比率は89.7%と、07年11月(92.2%)以来の高水準に膨らんだ。 それだけにドル買い余力に “黄信号”―― 円高が加速するリスクが高まりそう」・・・ “レバレッジ25倍規制” スタートまであと2カ月となり、この先、この変調するFXポジションにはくれぐれもお気を付けて!
╋╋ Tokyo/Europa Financial Market Summary ━━━━━ ╋╋
     (27日17:00) ⇒ (28日06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:20)
USDJPY = 80.98-00 ⇒ 80.80-85 ⇒ 80.82-83 ⇒ 80.80-85
EURJPY = 115.41-45 ⇒ 115.65-70 ⇒ 115.37-41 ⇒ 115.45-50
GBPJPY = 133.10-15 ⇒ 133.40-45 ⇒ 133.05-10 ⇒ 133.05-10
EURUSD = 1.4251-53 ⇒ 1.4315-20 ⇒ 1.4275-76 ⇒ 1.4280-85
(一部修正)
◇ 日経平均株価終値: 16.97▼0.18%の9,504.97円。 TOPIX: 1.22▼0.15%の823.68。

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[30日午後のBlog] ―― 閑散か? と期待薄も「円堅調」! ――
(略)・・・ 「トリシェ氏とその時代」 っていう、早くもマーケットを揺さぶってきたトリシェ氏の回顧録的な日経朝刊の “オピニオン” は読み応えありました。
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「―― 2003年、ECB総裁として『ミスター・ユーロ』の出だしは順調だった。 ユーロはドルに次ぐ第2の国際通貨として信認され、求心力を高める。 フランクフルトのECB本部での記者会見をのぞくと、世界各国の中銀総裁をファーストネームで呼びながら語る自信に満ちた姿があった。
そんなトリシェ氏にも試練が待ち受けていた。07年夏、サブプライム危機が欧州を襲う。『最後の貸し手』として最初に動いたのはトリシェECB総裁だった ―― タカ派のドイツ連銀の流れをくむECBにあって、トリシェ総裁は大幅利下げと異例の量的緩和を先導する。
しかし、大胆な金融緩和で目先の危機は防げても、ユーロ不安は収束できなかった。 危機はギリシャをはじめアイルランド、ポルトガルというユーロ圏の弱い輪に連鎖した ―― もちろんトリシェ氏がいう通りユーロ崩壊などありえない。 2度の世界大戦を経験し、冷戦終結で結実したユーロは欧州統合の象徴である。それがたそがれの欧州をよみがえらせたのは事実だ――」(日経新聞コラムニスト 岡部直明氏/一部抜粋)
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・・・ そして、後任の 「イタリア財務省を経て中央銀行総裁をつとめるドラギ氏は、『スーパー・マリオ』 の異名もある」 んだそうです。 「金融政策は一つでも財政政策は別々という構造問題を抱えるユーロ。金融監督の一元化も大事だ」 という課題と、そしてマーケットとの対話に 『スーパー・マリオ』(*2) はどんなハンドリングをみせるのか? 11月以降の通貨・ユーロ動向とともに注目ですネ!
(*2) メディアは猛烈な働きぶりからドラギ氏をこう形容。 マサチューセッツ工科大で経済博士号を取得。ゴールドマン・サックス副会長などを経て05年9月からイタリア中銀総裁。(毎日jp 5/18付)

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