複合要因で跳んだFXレート!あすからは…


朝方のドル急落、それに続いた円急落と、為替レートが跳んだ東京市場! ・・・ 朝方は、複合要因(*)からストップロスを巻き込む形でドル全面安。 そして昼前には、Moody’sの 「日本政府の格付Aa2を引き下げ方向で見直し」発表に、円全面安!
・・・ S&Pに比べて1ステップ高いMoody’sの格付け是正なんて、マーケットは織り込み済みだと思ってたのにネ!(実際の見直しは、いまから3カ月以内)
ドル円は80.71⇒81.39 ・・・ 「ドル売り・円売り」の展開に、EURUSD=1.4407, GBPJPY=134.53, EURJPY=116.97 ワンタッチで一服も、欧州勢の参入でドル円もクロス円も再上昇と二段ロケットで、USDJPY=81.77, EURJPY=117.80, EURUSD=1.4424, GBPJPY=135.12。
◇Moody’sのプレス・リリース(見直しの根拠)は:

http://www.moodys.com/researchdocumentcontentpage.aspx?docid=PBC_133516

個人向け国債(3年物)募集の最終日に「格下げ見通し」をぶつけてくるあたり、何ともニクイMoody’sの演出(?) きっと個人投資家は混乱したでしょうね?! ・・・ また、「日本国債にリスクプレミアムが織り込まれる可能性」 も示唆し、“買える通貨がな~い” でも、だからこそ6月はボラティリティが高くなりそう!? って、わたし的にはちょっとウキウキ。
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(*) ◆Moody’sの日本語レポート&プレスリリースは >>こちら
◇Wall Street Journalが、“Berlin Considers a Shift on Greek Debt ―― Dropping Push for Early Rescheduling of Bonds Could Permit New Aid Loans.”「ドイツがギリシャ支援で譲歩を検討」(日経)に、ユーロ買いの反応?

http://online.wsj.com/article/SB100014240527023045631045763555140

24153114.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
◆米10年債利回りが上昇
◇NYダウ先物が上昇スタート
◆MSCIの銘柄入れ替え(17日にBlogしたトピックのぶり返し)で、ユーロやスイスは買い、円は売りとの思惑はNY市場まで有効!?
◇欧州系金融機関の米モーゲージ債売却でユーロ買いを連想
◆「NZDに買いの噂」
◇投信設定による円売り
◆月末要因+前日の膠着相場の反動
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さて、このあとのイベントは・・・
CAD 22:00 BOC政策金利(Overnight Rateを1.00%に据え置き?)
US 22:00 3月S&P/ケースシラー住宅価格指数(市場予想・前年比-3.40%)
US 22:45 5月シカゴ購買部協会景気指数(同62.0)
US 23:00 5月消費者信頼感指数(同66.5)
US 23:30 5月ダラス連銀製造業活動(同+8.0)
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━ ╋╋
     (30日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (19:18)
USDJPY = 80.82-83 ⇒ 80.90-95 ⇒ 81.59-60 ⇒ 81.55-60
EURJPY = 115.37-41 ⇒ 115.55-60 ⇒ 117.60-64 ⇒ 117.55-60
GBPJPY = 133.05-10 ⇒ 133.30-35 ⇒ 134.70-75 ⇒ 134.65-70
EURUSD = 1.4275-76 ⇒ 1.4280-85 ⇒ 1.4413-14 ⇒ 1.4410-15
(一部修正)
◇ NZDUSD=0.8264と最高値更新。
◇ 人民元は中間値(基準値)で1ドル=6.4845元と最高値更新。
◇ 日経平均株価終値: 188.76△1.99%の9,693.73円。 TOPIX: 14.80△1.80%の838.48。

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