いつの頃からか “永田町・ミステリー劇場” は、エンドレステープのように “対立と攻撃” が繰り返されるばかり! ・・・ 役者の間には、ちっとも 「頑張ろう！ニッポン」 の協調姿勢がみられず、観客（国民）は苛立ちとストレスを感じるばかり。 そのうえ、公演は不入りであり（赤字国債に頼り）ながらロングラン興行で、興行主（国）の負債は膨張しっぱなし。
・・・ 人気ない主役は早く交代すればいいのに、降板する前に、なんと! 幕の合間の大震災というドサクサに紛れて、姑息にもチケット料金（消費税率）の引き上げを企て、最終的には再起不能を覚悟してでも、自滅的な劇団解散で信を問う（?） というアドリブを展開中!
目の肥えた観客（格付け機関）からは、債権（債券）のダンピング見通しを主催者に投げかけたものの、主催側は意に介することなく、逆にエールと勘違いしたのか（?） 「われわれに財政健全化を促してる」 とこれ見よがしに、「税と社会保障の一体改革」を名目にチケット料金を段階的に2015年までに10％へ引き上げちゃおうって勢いづく始末。
・・・ さらに、このなし崩し的な改革で救いようのないのが、欧米で適用の軽減税率（パンや牛乳は無税）などを導入し、“生きる権利” を保障しよう! って気はさらさら無いようで（?） 観客（弱者）に配慮した “健全化” に期待薄の点。
主役の人気が凋落してるからといって、劇団には代役できる人材は育ってないし、さっさと開演中の公演を打ち切って、No2の劇団に登場を願いたくても（内閣不信任案可決・解散総選挙しても）、すでに一回は潰れかかったかつての大手・劇団の再登場では代わり映えはないし、新鋭の劇団はメンバー不足。 こんな現状に、観客の足は永田町（選挙）から遠のくばかり(>_<)
・・・ 「主役続投の延命に所属団員へ締め付けを図る主流派 vs 主役交代を画策する壊し屋派」 の両陣営の多数化工作も激しくなり、いよいよ明日にも永田町を舞台にした現ステージはフィナーレを迎えるのか? 大ドンデン返しはあるのか?　それとも、またまた "to be continued" になっちゃうのか?
クライマックスが迫っても、まったく先が読めないこの最大のミステリーは、ダンピングをネタにチケット（円）のヴァリューが下がっても、下落した分だけ喜びを増す劇団員と関係者（輸出業界）たちばかりが目立つこと!
・・・ 観客であるわたし的には、「強い円」 を演じられる役者が舞台の真ん中に立ち、スポットライトを浴びながら、これまで脇役の役回りばかりを演じさせられてきた 「円」 のウップンを晴らしてほしいな!
【追記】 週末の雇用統計の先行指標・5月ADP全米雇用リポートで、雇用者数はプラス3.8万人（市場予想＋17.5万人） ・・・ ドルは再下落し、円は買い戻し先行!
╋╋　Tokyo/London Financial Market Summary　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(31日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (17:00)　⇒ (21:00)
USDJPY =　81.59-60 ⇒　81.50-55 ⇒　81.38-40 ⇒　81.30-35
EURJPY = 117.60-64 ⇒ 117.30-35 ⇒ 117.33-37 ⇒ 117.15-20
GBPJPY = 134.70-75 ⇒ 134.05-10 ⇒ 134.10-15 ⇒ 133.50-55
EURUSD = 1.4413-14 ⇒ 1.4395-00 ⇒ 1.4417-19 ⇒ 1.4410-15
（一部修正）
◇ 人民元は中間値（基準値）で1ドル=6.4837元と最高値更新。
◇ 日経平均株価終値: 25.88△0.27％の9,719.61円。 TOPIX: 0.93△0.11％の839.41。