ケタ違い! 米国の唯一の救いは…


03:54の地震で起きちゃって、きょうは長~い1日になりそう(>_<) ・・・ “長い” っていえば、米債務問題は、未だ妥協の見通しは立ってないようですね。 「超党派による妥協を図るも、来秋の大統領選も絡んで債務上限の引き上げ 『方式』 で隔たるは大きく、“市場” を人質に金融危機の引き金を引くか、同意するか」(日経) で最終局面に入っている模様。
(1)一括方式(上院民主案)
… 歳入枠を2.7兆ドルにし、大統領選あとの2013年初めまで次回の上限引き上げ必要なし。
(2)2段階引き上げ方式(下院共和案)
… とりあえず0.9兆ドル引き上げ、再び来年初頭に1.6兆ドルの引き上げと1.8兆ドルの赤字削減策を協議
(3)3段階方式
… 3回に分けて2.5兆ドルの引き揚げ権限を大統領に付与
さらに、いざとなったら 「大統領令発動で債務履行」 っていう大技も浮上、「市場の動揺が収まる保証はない」 とか(?) ・・・ でも、これって逆で、そうなれば、市場がまともな協議を米議会に求めて “トリプル安” を仕掛けるんですよネ!
ちなみに、懸念の一つとして、「過剰債務に縛られ、低成長のワナに足をとられる “日本化” の道を米国も追っていくのか」 と嫌な例えに、日本も他人ごとじゃないと思い知らされたりも。
ところで、一連の 「格付け」 騒動で、にわかに(?)注目される債券市場だけど、その市場規模はトリプルA格の 「フランス(1.9兆ドル)、英国(1.8兆ドル)、ドイツ(1.6兆ドル) に対し、米国は9.3兆ドル ―― 1日の売買高は、米国(5800億ドル)、英国(340億ドル)、ドイツ(280億ドル)」(日経) とケタ違い(〇ο〇)
・・・ ってことからも、「28日時点で国庫には500億ドルの現金しかない」(日経ヴェリタス) そんな米国が 「AAA」 を失っても代役が見つからなくて、「ベンチマークとしての地位は揺るがない」 っていうのがフィッチの見方。
ただ、「信用度の低下が長期化すれば、EFSF(欧州金融安定基金)が発行する債券などが代替ベンチマークになりうる」 っていうのが不気味だけど、「政府債務残高の対GDP比では、日本(220%)、イタリア(119%)に比べて米国は91%と低い。 また、先進国では人口が増加する数少ない国でもあり、中期的に見て財政健全化の余地は大きい」(日経ヴェリタス) っていうのが、AAAから陥落という落日のときが迫る米国の唯一の救い┐(´.`)┌

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