介入「効果薄い」とギブアップ?


G7は緊急の電話協議で、「金融安定のために協調」 と声明を発表! ・・・ でも、実行部隊に 「即効」 の行動は見られず、円堅調。
◇ 財務相「介入がうんぬんという前にまずはマーケットを注視するということが大事」
◇ 日銀は資金吸収オペを見送り、4日の円売り介入額(?)4兆円が市場に流れ込むけど、「そのまま放置する『非不胎化』で金融緩和措置を演出」(日経)
S&Pの米格下げで、週明けのドル円は:
    (05日17:00) ⇒ (06日06:00) ⇒ NZ市場 ⇒ SYD市場
USDJPY = 78.53-55 ⇒ 78.40-45 ⇒ 78.00-05 ⇒ 78.25-30、一時77.60
EURUSD = 1.4158-60 ⇒ 1.4280-85 ⇒ 1.4405-10 ⇒ 1.4325-30
スイス金融当局は 「昨夏のスイス売り介入」 で膨大な損失を被ってるし、政府・日銀もG7メンバーから 「介入を支持する」 っていうコメントを引き出したとしても、単独介入では円安誘導効果は薄って気づいただろうし、9日のFOMCを前に、きょうのとこは自ら自国通貨を売るという邪悪な 「市場介入」 を控えるかもネ。
だって、「欧州債務問題」・「米国の財政赤字問題」 は根本的に何ら解決してないし、世界経済の減速が意識されるなかでの 「米国債と基軸通貨ドルの信認失墜」 に、早々「米国債もドルも安全・安心です。どうか買ってください」 な~んて言えないものネ!
さて、一方でECBは、未明に「(国債購入を)積極的に進める」 との声明を発表! ・・・ 「従来のギリシャやポルトガルなどに加えイタリアとスペイン国債の購入に乗り出すことを示唆 ―― (でも)イタリアの国債発行残高は世界第3位と大きく、ECBの買い入れは欧州安定基金(EFSF)が買い入れを開始するまでのつなぎでしかなく、介入効果に疑問」(日経) と、マーケットは素直に欧州へもマネーを移動できそうもないようですね?!
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━ ╋╋
     (05日17:00) ⇒ (06日06:00) ⇒ (10:00)
USDJPY = 78.53-55 ⇒ 78.40-45 ⇒ 78.20-25
EURJPY = 111.18-22 ⇒ 111.95-00 ⇒ 112.05-10
GBPJPY = 127.90-95 ⇒ 128.60-65 ⇒ 128.40-45
EURUSD = 1.4158-60 ⇒ 1.4280-85 ⇒ 1.4325-30
(一部修正)
◇ 日経平均株価(09:55): 112.65▼1.21%の9,187.23円。 TOPIX: 11.51▼1.44%の789.45。

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