ECB「利上げ休止」G7「介入にお墨付き」?


今週は “金融政策会合週間” ってことで、『見どころは?』 ・・・ 各国とも金融政策は現状維持なんでしょうけど、8日のトリシェECB総裁の記者会見は注目ですネ!
・・・ 前回は 『非常に不確実性が高い』 発言で世界同時株安を誘発しただけに、退任まで “あと2カ月” と迫って、これまで以上に過激な発言でマーケットを混乱させるか!? 楽しみ。
ECB絡みではさらに、「利上げ休止宣言」 があるかも!? また、「3カ月に1回のペースで公表するユーロ圏の経済・物価予測 ―― 2012年にかけての経済成長率や物価上昇率が下方修正されるか? (そして)国債の買い入れなど、非常時対応に対するECBの姿勢」(日経ヴェリタス) もWatch outですって!
5日  EU トリシェECB総裁が講演
6日  AUS RBA理事会
6-7日 JPY 日銀金融政策決定会合
7日  CAD BOC政策会合
7日  US ベージュブック
8日  UK BOE金融政策委員会  EU ECB理事会
8日  US バーナンキFRB議長が講演
9-10日 G7財務相・中央銀行総裁会議 @マルセイユ
日銀金融政策決定会合 ・・・ 「前回、資産買い取り基金の10兆円増額の追加金融緩和策を実施しただけに、追加緩和を決めるなら “短観” 発表(10月3日)後の次回10月6-7日の会合が有力」 というのが『標準シナリオ』(日経ヴェリタス) だそうです。
・・・ ってことで、とりわけ円が動意を示すような材料にはならないんでしょうけど、会合の前後で動きがあるかも?! その要素は3つ:
(1)「市場」 との間合い
… 1ドル=76円台に張り付いたままで、ドルやユーロ絡みで、円が再び最高値をうかがう展開も?
(2)「FOMC」 との間合い
… 20-21日のFOMCで、何らかの追加緩和策を決定するとの観測、日米金利差逆転の思惑から円高が加速すれば、「日銀が後手に回った」 との批判を招くリスクも?
(3)「政治」 との間合い
… 野田首相は就任記者会見で、円高是正に向けた政府・日銀の協調路線を強調。 日銀による国債引き受けにも否定的で、まれな(日銀の)理解者 ―― 第3次補正予算案の編成と同時並行で、総合的な円高対策のとりまとめを本格化する見通しで、日銀は援護射撃を求められるたら、新政権にどう応えるか?
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
もう一つオマケ ・・・ 週末に開かれるG7財務相・中央銀行総裁会議は、初心者マークの財務相が国際デビューする場で、為替相場の安定で “協調” を再確認する合意をG7から引き出せば、初仕事は円売り介入になるかもネ┐(´.`)┌

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