「一転」ドル売り介入!


きのうの “Global Currency Wars Shift Toward Intervention”(WSJ) といい、今朝の日経記事といい、世界の通貨事情は 「反転」 したようですネ!

・・・ “On Friday, the National Bank of Poland intervened to prop up the flagging zloty(=PLN/ポーランド通貨・ズウォティ), after the Bank of Korea, Reserve Bank of India and Central Bank of Russia were all suspected of stepping in to support the won, rupee and ruble, respectively.”(WSJ/一部抜粋)

「自国通貨高に苦しんだ新興国が、一転して急速な通貨安の防衛を迫られている ―― ただ、新興国から実際に資金が流出しているわけではない。ブラジル中銀によると今月1日から21日までに、ブラジルには100億ドルの資金が流入している。財務相は『レアル下落は機関投資家の先物市場での売り持ち解消が原因』と指摘、投機的な動きだと批判」(日経)

「通貨安競争から一変 ―― 23日、ロシアが20億ドルを売って通貨ルーブルを買い支えたほか、韓国やインド、ポーランドが市場介入を実施したとみられる。19日以降、通貨レアルが急落したブラジルを始め、インドネシアやタイ、フィリピン、シンガポール、台湾などが介入した模様」(YomiuriOnline)

・・・ 対自国通貨で、“ユーロ売り・ドル売り” 介入する、そんな各国金融当局の動きが、多少なりとも、迷走した先週の為替相場を演出・影響を与えてたのかもネ!?


バナーワイド

TOPへ