「真犯人は?」 ドル円のCM長過ぎ!


「欧州のソブリン問題 ⇒ 金融システム不安 ⇒ 欧州経済減速 ⇒ 新興国や米国経済・金融機関への影響 ⇒ 日本へマネー流入(円高誘発)」 ・・・ 筋書きや犯人までもが容易に分かっちゃうサスペンスドラマを見せられてるような為替相場の流れだけど、TV視聴者はいつでもドンデン返しを期待して、ついつい最後まで観ちゃうもの!

でも、マーケットはその “真犯人” までをも知ったうえで、「もしかしたら、今にでも…」 って、“市場介入” に警戒感を緩めないんですよネ! ・・・ そうは言っても、チャンネル 「ドル円」 のコマーシャル時間(77円ちょうどを挟んで横ばい状態)は長過ぎ! 真犯人(政府・日銀)の登場がまだ先なら、“仕掛け筋” という準主役の出番があってもいい頃なのに!? なんかダラダラしてきちゃってますね。

さて、そんな愚痴も出ちゃうけど ・・・ 「ドル円」 が面白くなかったらチャンネル替えて、「ユーロ」 にすればいいこと! 外為市場は多チャンネル・双方向だからいいよネ! さらに、米国の主要な経済指標が発表される夜10時30分やロンドンフィックスというゴールデンタイムには、為替相場は何かしら新展開を見せてくれるから毎晩が楽しみ!

さて、今夜の “番組欄” からの 「みどころ」 は・・・
US 22:30 10月住宅着工件数(同61.0万件) / 新規失業保険申請件数(同39.5万件) / 10月建設許可件数(同60.3万件)
US 24:00 11月フィラデルフィア連銀指数(同△9.0)
US 26:50 ダドリーNY連銀総裁が講演

・・・ そして今夜は、スペイン・フランスの国債入札は不調のようで、ECBは断続的にイタリアやスペインの国債購入をしてるようだし、欧州の株価は低空飛行で推移。 このあとのスペシャル番組には英国、そして米国の国債入札もあって、債券相場(金利動向)も見ながらの為替相場かな!

╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━ ╋╋
     (16日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:22)
USDJPY = 76.95-96 ⇒ 77.00-05 ⇒ 76.97-98 ⇒ 76.90-95
EURJPY = 103.55-59 ⇒ 103.70-75 ⇒ 103.71-75 ⇒ 103.70-75
GBPJPY = 121.30-35 ⇒ 121.15-20 ⇒ 121.05-10 ⇒ 121.25-30
EURUSD = 1.3456-57 ⇒ 1.3460-65 ⇒ 1.3474-76 ⇒ 1.3480-85

◇ 日経平均株価終値: 16.47△0.19%の8,479.63円。 TOPIX: 3.60△0.50%の727.71。


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