市場も歓迎!窓開けユーロ爆騰いつまで?


「スペイン銀行資本増強策(銀行セクターに限定)とユーロ圏の支援表明を歓迎=G7」(REUTERS)・・・ きのう、週末の 「ユーロ圏財務相・電話会議で、スペインに最大1000億ユーロの支援で合意」・「スペイン経済相の欧州に支援要請の意向表明」 を評価したG7声明に、週明けの薄いオセアニア市場でマーケットも好感・ユーロ買いで反応!
╋╋ Oceania Forex Market ━━━━━━━━━━━━━ ╋╋
      (8日17:00) ⇒ (9日06:00) ⇒ (07:38)
・USDJPY = 79.24-25 ⇒ 79.45-50 ⇒ 79.55-60, 一時79.75
・EURJPY = 98.96-00 ⇒ 99.45-50 ⇒ 100.60-65, 一時100.90
・GBPJPY = 122.35-40 ⇒ 122.95-00 ⇒ 123.60-65, 一時123.81
・EURUSD = 1.2489-90 ⇒ 1.2515-20 ⇒ 1.2645-50, 一時1.2672
(一部修正)
さて、この歓迎ムードはいつまで続くか?! 今週の気になるイベント・チェック!
11日
EU 欧州議会本会議(~14日@ストラスブール・フランス)
EU 15:45 フランス4月鉱工業生産/製造業生産
EU 17:00 イタリア1-3月期GDP … ユーロ売り材料に?
12日
JPY 09:00 白川日銀総裁が講演
UK 17:30 4月鉱工業生産 … ポンド売り材料に?
13日
DUT 15:00 5月消費者物価指数 … 追加緩和材料に?
EU 18:00 4月鉱工業生産 … ユーロ売り材料に?
US 21:30 5月小売売上高 … 追加緩和材料に?
14日
NZ 06:00 RBNZ理事会
JPY 日銀・金融政策決定会合(~15日)… 市場のプレッシャーは?
SWISS 16:30 SNB理事会 … スイスフランに波乱?
EU 18:00 5月消費者物価指数 … 追加緩和材料に?
US 21:30 新規失業保険申請件数 … 改善の反動?
US 21:30 5月消費者物価指数 … 追加緩和材料に?
15日
JPY 日銀・金融政策決定会合 … 据え置きで、失望の円買い始動?
EU 15:50 ドラギECB総裁が講演
EU 18:00 1-3月期雇用者数 … ユーロ売り材料に?
US 21:30 6月NY連銀製造業景況指数 … 6月を占う先行指数
US 22:15 5月鉱工業生産 … ドル買い材料に?
US 22:55 6月ミシガン大学消費者信頼感指数 … ドル売り材料に?
17日
EU ギリシャ再総選挙 … 緊縮財政派が勝って、ユーロ反発?

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[10日のBlog] ―― 中央銀行はやる! 「協調し同時緩和」 ――
いまの為替相場をディープに知るうえで、予備知識となりそうなデータが日経ヴェリタスに掲載されてました!
世界最古の中央銀行・Sveriges Riksbank(リクスバンク・スウェーデン)♪
◆英国債利回りが、先週1.5%台と記録に残る1703年以降300年間の最低水準をつけた♪
◆ドイツ2年物国債利回りは5日、「-0.006%」をつけた♪ ―― もしもユーロが崩壊してドイツマルクが復活したら、価値が跳ね上がるとの皮算用(?)
◆『日銀、緩和見送りの公算』(14-15日)―― ギリシャ再選挙を17日に控え、選挙後の世界経済の動向を見極めるため♪
◆日銀の資産買い入れ基金の規模は50兆円で、70兆円の枠に達していないことから、「日本版ツイスト・オペ」を実行(?)
◆ギリシャ再選挙を控え ・・・
◇ECB理事会(6日)は 『追加緩和温存の損得勘定 ―― 政治イベント前にギリシャとスペイン牽制』 と “弾” はあっても追加緩和をあっさり見送り♪
◇そしてバーナンキFRB議長も、議会証言(7日)で 『今は “沈黙は金”』 と追加緩和への市場の期待を押し戻そうと、緩和観測を高めることはなかった♪
◆バーナンキFRB議長は、ギリシャ・ユーロ離脱観測などで揺れる欧州情勢を警戒。 米国経済や金融システムリスクに備え、保険としてQE3を温存
◆『中国利下げ(7日)もう一つの狙い』―― 5年に1度の共産党大会を秋に控え、中小零細企業が資金繰りに行き詰まりバタバタ倒産。 一方、銀行は業績好調。 「暴利批判」を受け、銀行の利ざやを圧縮し、企業の調達コストを押さえ込む「非対称利下げ」を決定♪
◆『“介入プレー” で個人は潤う』―― ミセス・ワタナベはデータからも、介入に乗じて大きく稼いでいる。 一方、当局はFX個人のロスカット水準を注視し、利食いの売りを巻き込むように介入のタイミングや規模を模索♪
◆『ユーロと併用させるギリシャ国内専用通貨 “Geuro”』―― (ギリシャの「G」とユーロを掛け合わせたネーミングで、ドイツ銀行がリポートで提唱) 国内取引はギューロ、国際取引はユーロと両者を併用し、ユーロとの交換比率(事実上の為替レート)で大幅減価されれば、ギリシャの輸出産業にプラス♪
・・・ こうなると思い浮かぶわたし的シナリオは、ギリシャ再選挙の結果次第で、各国中央銀行は “協調して同時・金融緩和” の実施♪ でしょうネ(^o^)/

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