＜＜マスコミのヘッドライン>>
■「“通貨安競争” 回避の共同声明発表 … G20閉幕」（YomiuriOnline）
■「通貨安競争回避、念押し　G20共同声明」（朝日）
■「G20:“通貨安競争” 回避を確認　“円安誘導” にクギ」（毎日jp）
■「通貨安競争を回避、G20声明、緩和の影響監視」（日経）
■「G20” 為替変動 悪影響監視」（信毎）
■「Ｇ20声明：為替レート目標にしないと表明 － 日本名指しせず」（Bloomberg）
■「日本 実体経済上向きに責任も」（NHK）

＜＜G20共同声明のポイント＞＞
【為替】
○通貨の競争的な切り下げを回避する。為替レートを競争力強化の目的には使わない
○為替レートの過度な変動は経済に悪影響
【金融政策】
○金融政策は国内の物価安定と景気回復に向けられるべきだ
○国内目的の政策が他国に与える負の波及効果を監視し、最小化する
【財政健全化】
○先進国は新しい中期財政健全化計画を９月の首脳会議までに作成
【世界経済】
○世界経済のリスクは後退したが、成長は依然弱い
○ユーロ圏には通貨統合の強化、日米には財政健全化への取り組みを求める
（出所・日経*）
（*）http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1602A_W3A210C1000000/

＜＜G20声明骨子＞＞
◇通貨の切り下げ競争を回避。競争目的で為替相場に目標を設けない
◇金融政策は国内の物価安定と景気回復を目的とすべきだ
◇金融緩和が他の国に与える悪影響を監視し、最小化に努める
◇世界経済の最悪のリスクは後退したが、成長は依然として弱い
◇日米は財政状況の不確実性を解消するため持続的な努力が必要
◇先進国は9月の首脳会合までに信頼できる中期の財政戦略をまとめる
（出所・信毎）