欧州外為市場は、”ハト派的” 発言を期待する動き! ・・・ ところで、『金融が兵器に…』 っていう、ちょっと不気味な記事が日経電子版(Wall Street通信)に掲載されてました!
新興国市場の動揺は、あらためてマネーがもつ破壊力の大きさを見せつけた ―― 金融は “兵器” になるのか。
外貨準備が枯渇し、食料や燃料の輸入が途絶えれば、大規模なデモが起き警察が出動せざるを得ない。 これに乗じて過激派の組織が対立をあおり、大規模な衝突に発展する危険もある ―― グローバル化で世界の相互依存が高まるなか、軍事力に匹敵するまでに役割を高めた。
米国の “金融力” の本質とは何なのか? ―― (1)米国の経済力 (2)ドルの準備通貨の地位 (3)お金を仲介するニューヨーク市場の魅力。
例えば、「(産油国)が石油を輸出したい」 だが取引に使われるのは基軸通貨のドル。 取引にかかわる情報は丸裸になるし、米政府が 「(産油国)と取引すべからず」 と決めれば誰も手を出したがらない。 国際業務を手がける銀行にとって、米国で営業を続けられるかは死活問題だからだ。
直近の新興国市場の混乱も、各国固有の問題はあるにせよ、QE3縮小に絡んでマネーが一気に逆流したのが引き金だ。 いずれも、金融が攻撃のすべ、つまり “兵器” になりうる可能性を示してる――。
(『金融が兵器に…米が意識する覇権維持の切り札』日経*/一部抜粋)
(*)http://www.nikkei.com/markets/column/ws.aspx?g=DGXNMSFK10048_10022014000000
「為替相場は、円相場は、米国の手の内・思いのまま」 って、まあ仲間内では以前から交わしてきたけど ・・・ アベノミクスによる円安誘導も、たぶん米国にお伺い立ててここまでの円安にこぎつけたことでしょうし、これからも米ドルが基軸通貨である限り、米政府・金融当局によってドル円は操られるんでしょうネ┐(-_- )┌
さて、その為替相場を操縦するトップ・これから任期4年は最低、FRB議長の座に就くイエレン氏が米下院金融サービス委員会に今夜登場! ・・・ 金融正常化へハンドリングするのが、任期1~2年の最大の責務・功績になりそうだけど、22-23日のG20財務相・中央銀行総裁会議@Sydney での国際舞台デビューを控え、まず無難にやり過ごしたいでしょうネ♪
10日 17:00 ⇒ | 11日 07:00 ⇒ | 17:00 ⇒ | 22:00 | |
USDJPY | 102.19-20 | 102.25-30 | 102.20-25 | 102.35-40 |
EURJPY | 139.38-42 | 139.50-55 | 139.65-70 | 140.02-07 |
GBPJPY | 167.60-65 | 167.70-75 | 167.65-70 | 168.55-60 |
EURUSD | 1.3639-40 | 1.3645-50 | 1.3660-65 | 1.3674-77 |
22:30 イエレンFRB議長の議会証言の原稿公表♪
23:00 タカ派フィラデルフィア連銀総裁(FOMCメンバー)が講演
24:00 12月卸売在庫(市場予想・前月比△0.5%)/12月卸売売上高
24:00 イエレンFRB議長が議会証言@下院
24:00 タカ派バイトマン独連銀総裁が講演
27:00 3年物国債入札