浮上「円高に歯止め!ユーロにプレッシャー」? “Fragile Five”


“なるほど!” ・・・ 米1月雇用統計で失業率は6.6%(前回6.7%)といい数字だったとはいえ、冴えなかった非農業部門雇用者数にもかかわらず、『米雇用、業種別では明るさ』(日経ヴェリタス)ってことで、株式相場は強気に続伸♪  円は100円台へは突っ込まず、逆に円高に歯止めがかかった(?) っていう見方浮上!

US 1月雇用統計(労働省)

部門 結果 前回(改定値)
 非農業部門雇用者数 △11.3万人 △7.5万人
   民間部門 △14.2万人 △8.9万人
     建設業 △4.8人 ▼2.2人
     製造業 △2.1万人 △0.8万人
     小売業 ▼1.2万人 △6.2万人
     娯楽・宿泊・飲食 △2.4万人 △2.0万人
……………………
   政府部門 ▼2.9万人 ▼1.4万人
 平均時給 △0.2% △0.04%

(出所・日経)

さて、今週 ・・・ これでイエレンFRB議長が議会証言(11・13日)で、”Fragile Five”*に何らのコメントして、さらに超低金利の長期化を言及すれば、株式相場は上昇飛行を続けるでしょうし、ドル円も上昇基調で安定するかも!?

(*)フラジャイル・ファイブ = 脆弱な5カ国っていわれる 「トルコ・リラ(TRY), 南アフリカ・ランド(ZAR), インド・ルピー(INR), ブラジル・レアル(BRL), インドネシア・ルピア(IDR)」

でも一方で、『通貨高 ⇒ 輸入物価下落 ⇒ 低インフレ』 に対応する追加緩和導入に踏み切らなかったECBの姿勢には、催促相場がユーロを襲うかもネ(*’-^)☆


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