税逃れは悲劇の始まり・・・


「国税庁の外国為替証拠金取引する個人投資家を対象にした税務調査1030件で、今年6月までの1年間の申告漏れ総額が224億円」(asahi.com/17日) ・・・
外国為替証拠金取引は、ハイリスク・ハイリターンの金融商品だけあって、”1件あたり2176万円” という申告漏れには驚かされます。今年に入ってからは、幅広い年齢層の個人投資家による脱税報道にスポットが当てられ、数年前までの “外国為替証拠金取引は怖い” イメージからは様変わり。この税務調査で、あらためて金融商品で資産運用する個人投資家は、「取引する “自身の力量” が運用成績に反映する」 と、再認識するキッカケになればいいですネ! 
余談ですが、耳にした話では ・・・ 「60代後半の個人投資家で、市営住宅に住み、”収入は無い” ということで国民健康保険や国民年金保険が免除されてたところに、税務調査があって、悲劇が始った?! ・・・ (取引会社が国税庁調査を受け、取引に関係する書類を提出したことで、この人の収益が “発覚”) ・・・ 数百万円の追徴課税に加えて、市役所からは市営住宅からの退去に、保険の支払を迫られ、はちゃメチャ状態」 とか? 
・・・ 損した人は 「だまされた」 と騒ぎ、儲かった人は 「ダンマリ」 していた外国為替証拠金取引の歪んだ構図が、少し明らかにされてきたのでしょうか? 取引も、取引したあとまでが “自己責任” という投資家のモラルを忘れずにしたいものですね。


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