「止められない・止まらない」


今日の外為市場は、昨日の、そして今日の介入状況を見極めようという雰囲気プンプンですネ! それでも緩やかながらも円の買い戻し優勢で、単独介入の限界が早くも見えてきたかも(+。+)~~
さて、過去の市場介入の実施日や金額は、財務省のホームページ「外国為替平衡操作の実施状況」で容易に確認できます。
(*) http://www.mof.go.jp/1c021.htm
・・・ これまで1日で投入された過去最高の介入額は、04年(平成16年)1月9日の1兆6664億円(平成16年1~3月期・外国為替平衡操作額14兆8,314億円) ・・・ 前回は03年~04年3月=総額35兆円規模で、介入は長期間にわたることも!
◆政府・日銀の介入について、前日の要人発言:
◇欧米の通貨当局: 「ノーコメント」容認とも不満とも
◇レビン下院歳入委員長: 公聴会で「深刻なかく乱要因」
◇グリーンスパン前FRB議長: 「為替介入効果は限定的・機能しない」@講演
◇ジョージ・ソロス氏: 「為替介入に踏み切ったことは正しい」(Reuters)
ここで、なるほどもっともだ! と思った記事をご紹介 ・・・ 昨日の白川日銀総裁の談話にもあった 『今後とも金融市場に潤沢な資金供給を行っていく』 とは、「“非不胎化介入”、つまり介入に伴って市場に出回った生じた円資金を吸収せずに市場に放置する金融調節を意識したもの」
・・・っていうのはマスコミ的解説で、日銀の本音は、「不胎化、非不胎化の議論は本当は無意味 ―― 政府は介入資金を調達するため、事後的に市場から円資金を吸い上げるので、資金量は増えるわけでない。 しかも、金融市場の資金は兆円単位で増減しており、1日としては1兆円に満たないことも多い介入資金の影響は大きくない ―― 非不胎化と呼びたければ呼んでも構わない」(日経)
・・・ ちょっと冷めた日銀のスタンスだけど、それでも 「日銀は市場に資金供給量を増やして、緩和姿勢をアピールするか」 ってとこが見ものなわけのようです。 ちなみに、日銀はきょう17日スタートの国債現先の売りオペを通知はせず、市場からの資金吸収の動きもなかったようですネ。
ところで、「くりっく365」の為替売買動向で、14日に比べ15日の「円売り/ドル買い」の持ち高が半減したそうですネ。 また、「大証FX」の15日取引高は、09年7月上場以来の最高だったとか。おおむねFX会社にとっては“介入様々”┐(´.`)┌
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (15日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (12:03)
USDJPY = 85.45-47 ⇒ 85.70-75 ⇒ 85.30-35
EURJPY = 110.97-01 ⇒ 111.50-55 ⇒ 110.75-80
GBPJPY = 132.55-60 ⇒ 133.90-95 ⇒ 133.10-15
EURUSD = 1.2986-88 ⇒ 1.3005-10 ⇒ 1.2980-85
◇ 日経平均株価(11:00): 28.25△0.30%の9,544.81円。 TOPIX: 0.39▼0.05%の848.25。

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