朝夕がだいぶ涼しくなってきたこの時季、朝起きるとまず窓を開け、室内の空気を入れ替えながらマグカップでコーヒーを飲む ・・・ こんな日課も、月曜日の今朝は、先週に続いて為替のプライスでも “窓” が開いちゃいましたネ。 週末、米大手証券2社の身売り交渉をめぐる展開が大きくクローズアップされ、思惑先行で “窓開け” (>_<)
昨年夏以降、さまざまな噂に振り回されてきた為替相場ですが、日本時間の午後に 「Bank of AmericaがMerrill Lynchを500億ドルで買収」・「Lehman Brothersが連邦破産法11条 (日本の民事再生法に相当) の適用を申請」 というビックニュースが伝わり、一時は悪材料出尽くしか? と思われたものの、リスク回避の動きが強まり円全面高! … 一時USDJPY＝104.50円、EURJPY＝148.94円、GBPJPY＝187.71円。
☆。ｏ○ｏ。.+゜ London Financial Market (18:40) ゜+.。ｏ○ｏ。☆
　　　◇ USDJPY　104円90-95銭　　　　◇ EURJPY　149円55-60銭
　　　◇ GBPJPY　188円60-65銭　　　　◇ EURUSD　1.4255-60ドル

ところで、今日の（新聞）夕刊とあすの朝刊は休刊だそうです。 「電子メディアで代替してください」 ということらしいのですが ・・・ 私は新聞を手に取るとまず、一面を右上から左下へと目を移し、下段のコラムを読んだあとに2・3面へとページをめくり、株価面に来たところで、今度は後ろの社会面から再び中面へ向けて目を通すのが習慣になっています。
インターネットで見出しをクリックして、記事をスクロールしながら読む電子メディアに比べて、記事の位置や配列・見出しの大きさも一緒になって、目に飛び込んでくる全体像を捉えながら 「新聞を読む」 とでは、同一記事であっても読者の受け止め方は違ってくるのでは!?
興味ある記事か?　重要な記事か?　と判断する速効性に優れる新聞と、速報性に力を発揮する電子メディアとでは、読者に 「伝える」 役割と能力には大きな差があるはずです ・・・ つい最近の “漁船の一斉休業” や公共事業の “談合”、ちょっと前まで言われてた金融機関の “護送船団” にも似た “全国紙・地方紙の一斉休刊” は、購読者にとってどんなメリットが?
・・・ 米大手証券2社が没落した背景や今夜のNY市場の反応を、本来ならあらためて朝刊でプロのコメントや97年・山一證券の自主廃業との違いなどを読みたかったとこですが、”新聞休刊” ・・・ 不思議になぜか淋しく思えてきました。
さて、話は変わりますが、今日の日経朝刊 “春秋” で、「農政を司る人は1回、畜産、漁業、米やリンゴづくりを2年間実習して、それを体験しない限り認めないとしたらいい」 ととても良いコメントが紹介されてました。農政に限らず、現場を知らなければまともな行政も検査も法令の作成もできませんものネ。
☆。ｏ○ｏ。.+゜ Tokyo Financial Market Summary (17:00) ゜+.。ｏ○ｏ。☆
15日 敬老の日 1ドル=105円20-25銭。 1ユーロ=150円60-65銭。 1ユーロ=1.4310-15ドル。 1ポンド=189円70-75銭。