「借りる」を理解すれば・・・


最近の新聞紙上で「円キャリー取引」を語るときに、外国為替証拠金取引も”同様”と取り扱われるようになりましたね。TIMESONLINEの論説”The kimono traders“(08/03)がキッカケだったかも・・・純和室隣のキッチンに備え付けられた液晶TVで、ブルームバーグ・ニュースと思われる番組を寝起き姿? で観ながらFX相場を思案するWife・・・そんな風刺画を添えて紹介された日本のFXマーケット事情。
これまで「円キャリー取引」はヘッジファンドや外国銀行などが行う資金運用と思っていたFX取引する個人投資家も、多額の円を借りて外貨運用することでスワップ金利を手にし、逆に今回の信用収縮を目のあたりにして損失覚悟で売った外貨取引が急激な円高を演出したのかと思えば、誰にも文句を言えませんよね。
また、「儲かった」・「損した」と取引結果だけを注目していた方も、「円借り巻き戻し」が外国為替証拠金取引は通貨を「借りる」ことから始り、最終的には「返す」取引だったんだな! さらには、EUR/USDなど円が絡んでいない通貨取引もあらためて “借りる” が分かるとその仕組みも簡単に理解できたのではないでしょうか!
さて、今日の東京株式市場、9:30現在の日経平均株価は500円超の大幅高で推移。今週も金融市場は、気温に比例して暑さが続きそうですネ。


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