的中した115円と日本人の美学


「防衛省 肥えたネズミが 税を喰(く)い」 ―― 葛飾区柴又の川柳愛好家グループによるネズミを詠んだ作品が、柴又帝釈天参道に飾られ、参拝客らの目を引いているそうです ―― 「賞味期限 そんなのネズミ 関係ネエ」 ・ 「お答えは 白黒言えず ねずみ色」(産経ニュース/一部抜粋) ・・・ 世相を詠む川柳、皮肉を込め “クスッ” と笑えるところが大好きです。 
そうかと思えば ・・・ 誰でもが知っている 「フランダースの犬」物語 ・・・ 「画家を夢見る少年ネロが、放火のぬれぎぬを着せられて、村を追われ、吹雪の中をさまよった揚げ句、一度見たかったこの絵を目にする。そして誰を恨むこともなく、忠犬とともに天に召される」 ・・・ ところが、欧州では 「負け犬の死」 としか映らず、米国では過去5回の映画化でいずれもハッピーエンドに書き換えられているとか。(YomiuriOnline/一部抜粋)
ではなぜ、日本で共感を集めたのか? ・・・ 「信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす、日本人の心に潜む “滅びの美学” とネロの死が、日本人に共鳴している」 ・・・ プロデューサーのこの解説に、安倍内閣で論じられてた”教育基本法” や “美しい日本” も、日本列島で生まれ育つ私たちは、いわれなくてもちゃ~んと知らずして日本人なんですよネ。
さて、11/14UPのBlogで紹介した 「年末の為替レベルの “予測ゲーム” するなら、ドル円だと115円を挟むと面白いかも?」 が的中の域に入ってきました。今からでも115円は、ドキドキの面白い “的(まと)” になりそうですネ!


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