資産の偏差値で投資家をクラス分け?!


「迫る? 米のドル買い介入」 ・「テクニカル分析は学問」 ・ 「円安=株高ではない」 ・ 「FRB、商品高騰を放置する理由」 ・ 「ドル防衛 決め技は”空気投げ”」 ・ 「預金はリスク、時代に合わず」 ・・・ その他にも、興味深い記事あり過ぎのボリュームで、読み切れていない今日の日経ヴェリタスですが ・・・ 一面の 「1500兆円いつ動く――個人マネー、金融機関とすれ違い」 は、笑っちゃいました!
・・・ 銀行を訪れて、”個人向け国債” について聞こうとしてるのに、トンチンカンな対応やどうでもいい別の金融商品の説明を始めたり ・・・ 極めつけは、「説明するのも大変なので、できればこのままお引き取り願えれば――。行員の物言いからは、そんな姿勢が透けて見えた」 というもの。
さらに、「――身分証明書の提示などを求められ、『そうでないと雑談程度しかできない』 といわれ、仕方なくパンフレットを求めると 『持ち帰るのは自由ですが、行員からは渡せないんです』 ですって!」・・・ 金商法に沿った厳格な行員の対応は立派? ですが、あまりにも “型” にはまった(マニュアル化された)窓口対応のひとコマに、コミカルさを感じちゃいました。
ところが、2ページ目を開くと一転、「消費者がいつでも気軽に立ち寄れる銀行。だがその “気軽さ” = “常にこちらに都合よく計らってくれる” ではない。 実は私たちは細かくクラス分けされている。 対応する行員もサービスも、それぞれ違うのだ」 … というサブタイトルとともに、ピラミッド型で “顧客階層(顧客のクラス分け)” された解説に、受けられるサービス内容の違いはファーストクラスとエコノミークラス以上の差があるんだ! ・・・ その “差” が、前記の窓口対応で如実に現れるのかな? って変に納得。
3ページ目には、「自分の位置、確認してみよう」 と “金融資産の個人偏差値” に踏み込んだ記事には、窓口で邪険に対応されるクラスに位置するのであれば、気楽にインターネットで自分に合った金融商品を探し出した方が、窓口説明で長時間無駄な時間を使うよりもマシ ・・・ ってことでしょうか!?
さて、「ECBウオッチャーは、19日のECB理事会に注目」(日経ヴェリタス「What’s up」) ―― 「金融政策を決めるものではないものの、利上げの合意が内々に形成される可能性もあり、理事会後の理事たちの発言が注目される」 ・・・ 7月3日のECB定例理事会を先取りして、為替が動き出すイベントになるかもしれませんね。

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[15日午前のBlog] ―― 金融当局が望む最適な為替レートは? ――
今朝の朝刊を読んでも、あすの東京外国為替市場で 「ドル買い先行?」 それとも 「ドル売りか?」 ・・・ どっちに振れるのか? 専門家らのコメントは “真っ二つ!” に分かれてましたネ。 ってことは、”仕掛け” が入り込む余地十分で、「TKY⇒LDN⇒NYにつながる乱高下の相場」 になるのか? って思っちゃいます。
G8では、「3つの “F”」 なる新語が登場! ・・・ 「fuel(燃料=原油) ・ food(食料) ・ finance(金融)」 のことだそうです。 仏経済財務雇用相が紹介した 「”3F” がもらたす世界経済の混乱」は、原油・穀物市場になだれ込んでる投機マネーを、”どこへ誘導するの?” かだと思うのですが、受け入れ先が名乗り出るまでは、3Fの “負の連鎖解消” にはたどり着かないんでしょうネ?
「原油高を食い止めるには、ドル安修正が不可欠」っていう主張もあったようですが、ならば、「最適なドルレートって?」 ・・・ ドル円でみれば、今年3月中旬に1ドル=95円台に急落したドルも、今では108円台! ですよねぇ ・・・ “金融当局が望む居心地のいい為替レートは…” それをマーケットに示せば、金融相場も落ち着くんじゃない! って思うんですが、ダメですか? でも、FX取引の面白さは半減しちゃいますがネ(^_-)☆
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[14日午後のBlog] ―― G8声明に為替の言及無く、ドル高は米の国益につながるか? ――



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