$防衛の謎「口先介入」のきっかけ!


「ドルの行方」を占ううえで注目されたG8でしたが、声明では為替相場について触れられなかったことで、今朝の東京市場はどんなスタートを切るのか? 楽しみだったのですが ・・・ そもそも 「なぜ、米国金融当局は “繰り返しドル安をけん制” し始めるようになったのか?」 ・・・ 日経ヴェリタス(6/15付)は、その謎解きをしてました。
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「ポールソン米財務長官の中東訪問から、一連の発言が始まった ―― 湾岸の産油国に対し、通貨のドル・ペッグ制の維持を求めた。 産油国側からはドルの価値維持を求める注文があったはず。 そしてドル安の結果、原油価格が急騰し、産油国の懐は大いに潤っている――。
通貨のドル連動見直し議論は、米国にとって耳にしたくない話 ―― 原油価格の建値と決済のドル建ては、基軸通貨ドルを支える大黒柱のようなものだからだ。 もうひとつ、オイルマネーの還流は今や米国にとって命綱である。
“魚心あれば水心” ―― 22日サウジアラビアが提唱し開催の産油国と消費国の会合は、サウジが日量30万バレルの原油増産に加えて、さらに同50万バレルの増産上乗せで、ドル安と原油高の悪循環に歯止めがかかる可能性も――」
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・・・ ドル防衛のため、「口先介入」に力が入るのも無理はありません(^_-)☆。 7月3日のECB定例理事会を先取りする19日のECB理事会と22日の産油国と消費国の会合は、為替相場の先行きを占う “ヒミツの会” になるのかもネ?



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