FX取引のカバー先は大丈夫!?


私の思い過ごしならいいのですが ・・・ 90年代のちょっと前まで、インターバンク市場の構成メンバーは “銀行” のみで、証券会社や投資銀行でさえも為替(SPOT&FORWARD)取引に参加できませんでした! ・・・ しかし、”銀行” 以外の金融機関も徐々にライン(信用枠)を増やし、今では主要メンバーとして活躍されてます。
そして、ほとんどの外国為替証拠金取引を取扱う会社は、顧客とのカバー取引で、”銀行” だけでなく投資銀行や証券会社、そしてその中間的存在となる「いわゆる金融機関(?)」 とヘッジ取引してます。
ご存じのとおり、金融商品は一つの形態のままであることはありません。さまざまなデリバティブ商品へと姿を変えていきます。 すなわち、外国為替証拠金取引という金融商品も、リスクヘッジのために形態を変えて、様々な金融機関や機関投資家の手に渡っていると考えられます。 ということは、ひとつの 「いわゆる金融機関」 が破たんすれば、連鎖的に外国為替証拠金取引でデフォルト(債務不履行)が起こってもおかしくない訳ですよね? 
去年夏にサブプライムローン問題が表面化してから、米国の証券ビック5のうち、3社が経営破たんや身売りを余儀なくされ、連鎖のリンクで外国為替証拠金取引のカバー先までもが破たんの憂き目に遭う ・・・ 数年前にこの業界を襲った 「ポジションや証拠金の凍結による支払い不能」 な~んてことが、めぐり巡って再現されないことだけを願うばかりです。 「下種(げす)の勘繰(かんぐ)り」 であれば、それに越したことはありませんが … ┐(-_- )┌?



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