初めて言及された具体的な経済回復見通し


G7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)は、「(世界の)経済活動は、ことし終盤には回復が始まるものとみられる」と初めて具体的な回復の見通しに言及したそうです。
与謝野財務・金融・経済財政相、ガイトナー財務長官ともに会議後の記者会見で、「世界的な景気の悪化は底を打った(ペースが緩やかになった)可能性がある」 というちょっぴりポジティブな見方を示したことで、目先の焦点は ⇒ 「(各行とも)必要な水準を十分に上回る資本がある」とするFRBは24日、2月から実施してきた大手銀19行の資産査定の結果を各行に通知し始めたとされるその内容と、「破産法申請、月内はしない」とするクライスラーとGMの再建計画の行方にサプライズはないのか? ・・・ そして、FX個人投資家の選択肢を狭める “証拠金倍率” の規制を、金融庁は本気で導入するのか? 金融の自由化に逆行する当局の動きに注目ですネ!
◇ G7財務相・中央銀行総裁会議の共同声明骨子 ◇
・ 世界経済に安定化の兆候
・ 経済活動は年内に回復を開始
・ 経済活動の下方リスクは継続
・ 危機の再発を防ぐために協調
・ 財政出動、金融安定化策など必要なあらゆる行動をとる
・ 国際通貨基金(IMF)の新融資制度の導入を歓迎
・ 投資や貿易に新たな障壁を設けない
・ 引き続き為替市場を注視し、適切に協力
・ 金融規制の範囲拡大や金融機関のリスク管理強化などが必要
  (出典: 日経夕刊)


FX顧客保護へ「劇薬」…狙いはどこに? 4/25UP
金融庁に異見―「FXは投機」との法改正に反対です。 4/24UP


バナーワイド

TOPへ