どうやって6兆円を調達するのか? 謎は解けずも…


7年に一度の善光寺御開帳(長野)
【7年に一度の善光寺御開帳(長野)】
― 高レバレッジの存続を願って!
(画面をクリックすると+写真拡大)
「日本政府の外貨準備の大半はドルのはず。それをどうやって円資金に換えるのか?」(日経朝刊 “けいざい解読”) ・・・ 「外貨不足に陥った国に、日本政府が日本円・総額6兆円を緊急に貸し出す」 と、先の財務相会合(ASEAN+日中韓)で与謝野財務・金融・経済財政相が表明した金融危機対策に、シンガポールの政府機関が 「素朴だが的を射た」 問いかけをしたそうです。
「円資金の出所は日本の外貨準備。つまり外国為替資金特別会計(外為特会)から拠出」 で、「外為市場で大量にドルを売れば、円相場は跳ね上がる ―― 融資をする仕組みは固まっていない」 にもかかわらず、こんな構想をぶち上げた狙いに、”円の国際化” があるんだそうです。
「円を融通する体制を築いておけば、貿易の決済通貨として、アジア各国は今より円を使ってくれるかもしれない」という淡い期待と、「日本企業の為替リスクからの解放」、さらに一足先に中国が進める「人民元とマレーシア、ベラルーシ、インドネシア、アルゼンチンとの通貨交換(スワップ)協定締結」 への対抗意識・日本の焦りでもあるようで、基軸通貨・ドルの信用が揺らいでる中、円も負けずに存在感を高めようとしてるんですネ(^_-) ・・・ まずは金融危機が再び訪れないことを祈るとこです。


バナーワイド

TOPへ