「正確≠事実」の情報発信の境目は…


「国民は、正確な情報に基づいて冷静な対応をお願いします」 ・・・ 世界的に感染が広がってる新型インフルエンザですが、「正確な情報に基づいて…」 っていう周知の徹底する発言は、とても大切なこと。 「”予測” に惑わされてはいけませんよ!」 ってことだと思うのですが ・・・ そうなると、”正確” って、事実に基づいてあとから知らされることであって、後追いの情報提供をもとに自衛策を図るってことですよネ(?)
今日、突然に神戸で 「国内初の2次感染」 っていう報道がありましたが、風評被害の恐れも心配したせいか(?)、事実関係が分かるまで 「高校名を伏せてた」 という数日間のマスコミ対応は、正しかったの? ・・・ 神戸ではこの時期、「神戸まつり」や国際会議、各種セミナーもあったようですが、この結果を受けて中止になったりも! ・・・ はたして “現場” は、中止の可能性をあらかじめ知らされていたのでしょうか?
食品偽装なんかとは違って、”風評被害” なんていうバカげた恐れはないと信じてますが、下手に気をまわして報道を控えてしまう方が、結果として感染を広げ、地域に不安を蔓延させてしまう恐れが大きいのでは!? ・・・ ふと思ったのは、様々な情報をもとに取引判断するFX(金融商品)は自己責任でも、他人にうつす・拡大の可能性を秘めながら、”感染しない” と予防を怠る自己判断は 「ダメ!」 ・・・ “現場” である国民は、情報があってこそ冷静に判断できるのであり、そのためにも、新型インフルエンザを巡るマスコミ報道の役割は、”伏せる” 自己判断よりも、”報道” を優先させるべきであってほしいものです。


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