「ベンチマーク」が株価から金利へ


7月シカゴ連銀全米活動指数@21:30がマイナス0.74と6月のマイナス1.82から改善、カナダ6月小売売上高は前月比プラス1.0%と市場予想(+0.2%)を上回ったことで、ドル円は95円ワンタッチをきっかけに、クロス円でも円買い優勢だった外為相場も一服。 そしてすぐに、「このあとはNYの株価次第か?」 と思っちゃうとこですが・・・
“百年に一度の経済・金融危機” という、そんな状況下で生まれたのが、「リスク選好」 と 「リスク回避」 の対極による為替の動き。 その 「ベンチマーク」 として “株価” を材料にしてきたマーケットも、平時に戻った時、ドル円相場へ影響を与えるであろう材料に、ズバリ “株価から金利へ” と日経ヴェリタスで深谷幸司氏(ドイツ証券・シニア為替ストラテジスト)は解説してました。
「これまでの 『米株価上昇(リスク選好)=ドル安』 から今後、『米長期金利上昇=ドル高』 へと変化する可能性」を説き、「世界的な金融緩和局面が終わりに向かえば、新興国通貨はたちまち支えを失い、大きく調整するリスクが高まる ―― (円は)リスク回避局面で上昇しやすい通貨だったが、金利面からみれば、買われる状況にない」
ゼロ金利で、しかも資金をじゃぶじゃぶに市中へ供給する各国中銀の金融政策が、そうはいつまでも続くわけがない点だけは確かで、景気回復で利上げ局面が巡ってきたとき、はたして 「米株高 ⇒ 米長期金利上昇 ⇒ “ドル高”」 という本来のドル相場に戻るのか? どんなテーマを材料に為替は動きだすのか? ・・・ そんな次のステージのことを考えながらFX取引するのも楽しいですよネ。
◆.。・+゜゜+・。 US 米国債入札の予定 。・+゜゜+・。.◆
【25日】2年物国債入札 【26日】5年物国債入札 【27日】7年物国債入札
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/NYK Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
     (22日06:00)  ⇒  (09:00)  ⇒  (17:00)  ⇒  (22:00)
USDJPY = 94.35-40 ⇒  94.58-59 ⇒  94.95-98 ⇒  94.65-70
EURJPY = 135.20-25 ⇒ 135.62-66 ⇒ 135.78-82 ⇒ 135.65-70
GBPJPY = 155.85-90 ⇒ 156.10-15 ⇒ 156.35-40 ⇒ 156.25-30
EURUSD = 1.4320-25 ⇒ 1.4339-41 ⇒ 1.4297-00 ⇒ 1.4330-35

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