鳩山・菅・白川氏@参院予算委員会


要人発言でも踊らない為替相場 ・・・ NHKで中継された参院予算委員会での発言:
◇ 鳩山首相 :
「為替(レート)は基本的には市場で適正に決められるべきだが、必ずしも実態はそうなっていない。 ドルとかユーロとの相対関係で決まってしまう。 日本の経済や産業を反映しているとは思えない円高が生まれてしまっている」 ・ 「そのような円高に対して、しっかりとした対策を打つ必要がある」
◇ 白川日銀総裁 :
現在の金融政策運営について、「極めて緩和的な金融政策を続けることを明確にしている」 ・ 「(緩和的な金融政策が)為替レートにも相応の影響を与えると思う」
デフレと為替相場の関係について、「過去の経験からみると、短期的な物価動向と為替レートの間には必ずしも明確な関係はない」
◇ 菅財務相 :
円相場について、「円高が日本経済に悪影響を与えるケースに懸念」 ・ 「マーケットが決めることだ」
デフレ克服について、「方向性と目標は、政府と日銀は一致している」
(NikkeiNet/一部抜粋)
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
    (11日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (12:00)
USDJPY = 90.36-38 ⇒ 90.50-55 ⇒ 90.55-60
EURJPY = 123.20-24 ⇒ 123.75-80 ⇒ 123.90-95
GBPJPY = 135.20-25 ⇒ 135.25-30 ⇒ 136.35-40
EURUSD = 1.3634-36 ⇒ 1.3680-85 ⇒ 1.3680-85
◇ 日経平均株価(11:00): 43.52↑0.41%の10,708.47円。 TOPIX: 2.09↑0.22%の932.47。

\FXCAFE®NET/ ・ \FXCAFE®JP/ ・ \FXSPOT®NET/ ・ \FXカフェ®談話室/

◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[12日午前のBlog] ―― 円買い出動に猶予? フランに上値余地? ――
スイス国立銀行(SNB)は前日の金融政策決定会合で、「対ユーロのスイスフラン高をけん制する姿勢を維持したことで、フラン売りを誘った」(NikkeiNet)・・・ とはいうものの、対円やドルでは買われるという通貨的にも中立国らしさを感じさせられるとこ。
ところで、「景気認識は見通しを引き上げ、フラン高許容度は高くなっている」 との可能性の指摘もあって、仕掛け筋には “挑戦” したくなるきっかけになっちゃうかも(?) でも、「2012年までのインフレ見通しを示したことで、緩和的な金融政策を見通し期間が終わるのは12年とかなり先」らしく、そこから連想すると、日銀の “出口” もそんな先の話になるのでしょうか?!
そして、肝心の “円の行方” だけど、「日銀、新型オペ増額協議へ」という見出しが、日経朝刊3面に踊ってましたね。 円買いにちょっと動きづらくさせる具体的内容(現行の10兆円から20兆円に引き上げ)の記事だけど、もしも金融政策決定会合(16-17日)が “期待” を裏切って終わっちゃったら、円買い出動(?)
さて、きょうは米国が夏時間(Daylight Saving Time)へ移行(14日)する前の最後となる米経済指標の発表時間待ち ・・・ この5カ月余り、しばしば深夜までにおよんだお付き合いも、来週からは1時間早く出会って、1時間早くお別れですネ(^_-)☆


バナーワイド

TOPへ