FOMC声明に変化なし=ドル売り


FRBは声明で、将来の政策金利について「”例外的に低い” FF金利が長期にわたって続く可能性が高い」 と前回の表現を維持! ・・・ 採決も賛成9票、反対1票。 また、住宅ローン資産担保証券(MBS)の買い取りは、予定通り月末の実施で終了を示唆。 ただ、雇用は「安定化」と上方修正、住宅市場は弱さに言及。 次回4月27-28日のFOMCでは、「”例外的に低い”――」を修正?
超低金利政策の長期化が確認され、ドル売り優勢、NY株価は上昇。 また、S&Pがギリシャの格付けを、「引き下げ方向での見直し対象から除外」との発表もユーロ支援。
◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
    (16日17:00) ⇒ (06:00)
USDJPY = 90.27-30 ⇒ 90.30-35 (90.16~72)
EURJPY = 123.35-39 ⇒ 124.30-35
GBPJPY = 135.45-50 ⇒ 137.65-70
EURUSD = 1.3662-65 ⇒ 1.3765-70 (1.3710~84)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 43.83↑0.41%(10,685.98)。 ナスダック: 15.80↑0.67%(2,378.01)。 S&P500: 8.95↑0.78%(1,159.46)。 FTSE百種総合株価: 26.58↑0.48%(5,620.43)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近4月物終値: 81.70ドル/バレルと反発。 金COMEX4月物終値: 1122.5ドル/tozと続伸。

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[16日夜のBlog] ―― あす「市場vs財務省」介入バトルが幕開け? ――
「EU委員会が、英国に財政緊縮を求める意向」 と報じられ、夕方からあれよあれよとポンド先導でユーロも買い進められてるけど ・・・ 今日の東京外為市場では、意外と堅調だった「円」(USDJPY=89.97~90.50)。 その背景に、あすの日銀・金融政策決定会合の “追加緩和見送り” を先取りで、「機関投資家などが “円買い” に動いてた」(NikkeiNet) ・・・ そんな見方があったようです!
そもそも、5日の日経朝刊がスッぱ抜いた 「日銀、追加緩和を検討」・「新型オペ拡充軸に」 をきっかけに、円売りがイヤに盛り上がっちゃったことに始まったこと。 1ドル=88円台から先週末には91円台ワンタッチまで駆け上がったところで、「あれ?」
週明けの昨日、政府が発表した “3月の月例経済報告” では、「着実に持ち直してきている」 と景気の基調判断を8カ月ぶりに上方修正で、冷静に 「追加緩和って、本当にあり?」
・・・ 先週にBlogした 「日銀が市場を裏切る場面を期待した~い!」 を真に受けて、新型オペ拡充へ日銀は動かない、な~んてさすがに思ってませんが、「菅財務相(政治プレッシャー)、破れたり」 ともなれば、”円買い筋の出動” で、近い将来 “マーケット vs 政府(財務省)・日銀” の市場介入を巡るバトルが見られるかもネo(^-^)o


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