えっ珍説? 「ユーロ危機はなかった」


ユーロ売りに一服感もみえた先週。 もちろん、そのきっかけはトリシェECB総裁の「ユーロは信頼できる通貨」 っていうひと言 ・・・ ただ、ユーロ買い基調へ向かうきっかけになったとは誰も思ってないし、むしろ 「EURUSD=1.15」 を目指す展開を予想する市場関係者の方がいるほど、ユーロ不信は根強いようですネ(*’-^)
・・・ そんなときに開催される今週末のEU首脳会議(17-18日)で、「財政規律強化が前進するとの見方が広がれば、足元ユーロ買いも!」(日経ヴェリタス) ユーロ先安観が沈静化するきっかけになるか、注目(^_^)v
ところで、珍説か!? と思える記事が、日経ヴェリタスに掲載されてました。
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◆ギリシャ … 政権交代時の財政赤字の数字修正については、これまでの政権交代時でもよくあること ―― ギリシャでは未払い分の歳出が多い。 これを一挙に歳出に計上したので財政赤字が膨らんでしまった ―― 『粉飾というより会計方法の変更』 と言った方がいい。
◆ハンガリー … 政権交代直後、新首相報道官は、『新政権は前政権よりも財政再建にきちんと取り組む』 と言いたかったのに、市場は 『ハンガリーでも財政統計の改ざんか』 と不安に火がついてしまった。
―― ところが、両新政権も “前政権否定” がマーケットにどう映るかという計算まではできなかった。 特にギリシャは、財政再建の対策なしに財政赤字拡大だけを発表し混乱を増幅してしまった。 いずれにせよ、政権交代を機に、前政権時代の問題を一掃しようということだったのだろう。
そこで目が離せないのが、5月に政権交代したばかりの英国 ―― 前政権の予算の前提になっている11年以降の3%台という成長率見通しについて 「意図的にねじまげた」 との議論もあり、これから英政府がどんな数字を発表するのか、まずは22日の新たな予算案公表に注目――。(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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「政権交代ではよくあること」 と、何かのんび~りした南欧の新政権だけど、半世紀ぶりで “政権交代” に慣れてない日本でも、新政権はこれまでの「実情」を把握できてなかったことで、マニフェストは絵に描いた餅になりかねないばかりか、鳩山内閣はたった8カ月で崩壊 ・・・ ともかく、「英国よ、お前までも…」 ってガッカリさせないでほしいですネ┐(´.`)┌

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