「80円ちょうど」からのドラマ展開!


G7財務相・中央銀行総裁会議@ワシントン が閉幕 ・・・
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「“通貨安競争”(*) の回避に向けて協調することで一致 ―― 財務相は、『為替相場の過度で無秩序な変動は世界経済に悪影響を与えるという “原則” をあらためて確認したのが成果』 と語った」(47NEWS)
財務相は日本の為替介入について、『長期間にわたって、大規模に一定の水準を目指したり、市場をゆがめるような介入ではない ―― 日本の立場では、介入は止むを得ないとの基本姿勢は理解された』(NHK)
「中国の人民元切り上げを促す姿勢で各国は一致した」(asahi.com) ・・・ 一方で、中国人民銀行総裁は同日、「中為替制度の改革を段階的に行う方針を示し、当面は通貨バスケット制度を維持する考えを明らかにした」(BBC/REUTERS)
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(*) 各国が景気刺激のために輸出に有利な自国通貨安を誘導する金融政策。
・・・ そんな “建て前と本音” が入り混じったG7だったようだけど、前日のNY市場では、ついに1ドル=81円台! ・・・ ここまで 「次回のFOMCでは追加緩和」 って盛り上がっちゃうと、いざハズしたときの反動が怖くなってきました(*゚ー゚*)
安直に思いつくFOMC当日(11月2-3日)のシナリオは、「FRBが追加緩和決定」 を受け “材料出尽くし” でドル買い戻し! ・・・ タイミング的にも、米中間選挙(2日)を終え、G20金融サミット(11-12日@ソウル) や APEC首脳会議(13-14日@横浜) を控えて、為替相場にリセットボタンが押されるかもしれないしネ\(+×+)/
一方で、もしも追加緩和が中途半端なら、「もっともっと!」 とマーケットの “おねだり” も膨らみ、ドル売り・円買いに拍車がかかっちゃうかも。
そして、ここにきて悩み始たことが ・・・ いざ、1ドル=79.75(95年4月19日) という円の最高値を更新したら、目先、「ドル円の適正水準は?」 っていう解を求めなければいけないってこと。
これまでは、イケイケドンドンで “YOURS” してればよかったけど、反転のレベルを見極めないと、それこそ15年前に 「79.75」 でシコッタってしまった銀行ディーラーと入れ替わって、歴史に残っちゃうかも(>_<)
ちなみに、「95年4月19日」 インターバンク市場の “ドル円スポット” は、80円半ばから80円ちょうどまで売られた後、次に出合った79.75円をきっかけに、そこから介入も入って81円後半へとブッ飛び! ・・・ ほんの数秒、介入のタイミングが早ければ、もしかしたら円の最高値は 「80円ちょうど」 になってたのかもよ┐(-_- )┌
・・・ そんなことも考えると、今回のドル売り・円買いステージでは、「80円ちょうど」が超~厚い壁になるんだろうね(+。+)~~  そして、そのあと 「どうするか!?」 が思案のしどころ! 何かその場面を思い浮かべるだけで、楽しくなってきちゃいますネp(^^)q
ドル円の円高局面の主な節目
◇85.94 9月15日の円売り介入実施後の円の安値(16日)
◇83.63 95年6月28日
◇82.45 95年5月30日
◇82.15 10月8日@東京市場
◇81.80 95年5月29日
81.72 10月8日@NY市場
◇81.15 95年4月26日
◇80.80 95年4月20日
◇79.75 95年4月19日に付けた円の最高値

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