いまから1年後の為替レートは?


“政治ショー”が閉幕 ・・・ これから数カ月先までのトレンドを決定付けるような “協調” が打ち出されれば、各国リーダーたちのカブも上がるかも! って思ってたんだけど ・・・ G20金融サミットは、「不透明さを増す経済・通貨問題で実効性のある成果は上げられず」って見方が早くも出てるそうです\(+×+)/
首脳宣言には:
(1)通貨の競争的な切り下げを回避する
(2)(新興国を念頭に)より市場で決定される為替相場システムに移行
(3)準備通貨を持つ国々を含む先進国は、為替相場の過度の変動や無秩序な動きを監視
(4)世界経済の不均衡是正に向けた指針策定の必要性
(日経)
ただ、これからも(a)メンツを重んじる中国は人民元を切り上げられずバブル再加速の懸念 (b)貿易不均衡と通貨問題が市場を揺さぶり続ける ・・・ 次回の金融サミット(2011年11月 @カンヌ・サミット)までの1年後の為替レートは、どんな水準で推移してるんでしょうね┐(´.`)┌
円買い優勢だったステージも、ドイツ10年債利回りとアイルランドなどのスプレッド縮小もあって、夕方からは円の売り戻し優勢になってるLDN市場 ・・・ところで 話し変わって、前日のNY市場で、シスコシステムズの株価が16%急落しちゃったんですってね。 これについて、日経がイカス解説をしてました!
・・・ 「CEOが10年11月~11年1月期の売上高の見通しに悲観的な発言・・・欧米や日本による官需の低迷と、米個人消費の減速を理由に需要減速を示唆したことで失望売りを誘った。 米追加緩和観測に陶酔していた参加者を、シスコが現実へ引き戻した面もあるだろう。
目を覚ました投資家は一斉に利食いに動いた ―― シスコは “乱気流” で済むのか、それとも “嵐” に突っ込むのか ―― シスコは低迷を政府のせいしたのは、先行きに自信がない証拠」(日経) ・・・ 不均衡の是正というテーマや企業収益の悪化を為替レートのせいにするのも、似たようなものかもネ(б。б)☆゛
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (11日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:30)
USDJPY = 82.22-23 ⇒ 82.45-50 ⇒ 81.85-86 ⇒ 82.20-25
EURJPY = 113.27-31 ⇒ 112.70-75 ⇒ 111.27-31 ⇒ 112.55-60
GBPJPY = 132.85-90 ⇒ 132.95-00 ⇒ 131.25-30 ⇒ 131.90-95
EURUSD = 1.3776-77 ⇒ 1.3665-70 ⇒ 1.3594-95 ⇒ 1.3685-90
◇ 人民元の中間値(基準値)は、1ドル=6.6239元と過去最高値を更新。
◇ 日経平均株価終値: 136.65▼1.39%の9,724.81円。 TOPIX: 9.39▼1.10%の846.98。

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[12日午後のBlog] ―― 81円! 円買い誘発のスキあり ――
上海総合指数が今年最大の下落率を演じたり、自虐的な経財相の 「円高は日本だけではどうにもならない」 発言をきっかけにドル円は81円台に! ・・・ マーケットは各国首脳が集う会合の開催に敬意を示して、様子見モードに陥っちゃうかと思ってたら、意外にもドルと円が対欧州通貨に対して堅調に推移してますネ(^_-)☆ 現政権は内にスキありすぎ┐(-_- )┌
そんな為替相場を見て、つい2010年を早くも振り返っちゃうと、「欧州財政問題・ソブリンリスク ⇔ 米金融緩和」 という2極の綱引きで、「ユーロ安 ⇒ ドル安 ⇒ ユーロ安」 でフィナーレを迎えそうな感じがしてきました。
足元は 「ドルキャリー取引」 の巻き戻しが優勢で、しかも 「アイルランドの財政問題を巡って、独英仏の財務相が本日中にも共同声明を発表する見通し」(日経) なんていう報道があるように、トレンド的には 「ドル買い・円買い」 で、ドル円では材料さえ出れば円買い誘発のワンチャンスは残っていそうな予感p(^^)q  あくまでもマーケットは日本の通貨当局に冷たそうだけど、円高論者的には79円台を見ないで年越しなんて、消化不良もいいとこ┐(´.`)┌


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