どうする「ユーロの宴」のあと始末


最近の国内輸出企業の業績は、工場の海外移転などで、対ドルで円高になっても影響が薄れてきてるようだし、株式相場もドル円との連動が希薄気味! そこで、あえてECBの早期利上げ観測が取り立たされるユーロに注目してみました(^o^)/ まず、気になる輸出企業の今期想定レートと業績への感応度は・・・
           今期想定    感応度
トヨタ・・・・・・ 112円(112円)  50億円
ホンダ・・・・・・ 112円(113円)  15億円
コマツ・・・・・・ 113円(114円)  2億円
東芝・・・・・・・ 113円(120円)  25億円
エプソン・・・・・ 112円(112円)  11億円
パナソニック・・・ 112円(112円)  11億円
ソニー・・・・・・ 110円前後(110円前後) 70億円
(*)カッコ内は従来想定。感応度は1円の変動による通期営業損益への影響額。コマツの感応度は1%変動による影響額。ソニーの想定レートは1-3月期で、カッコ内は4-9月期決算公表時の下期想定レート。
(日経QUICK/一部抜粋)
・・・ そして、『トリシェ総裁のラッパに踊る市場 ―― 宴の後の激しい二日酔い』 っていう、面白い記事を目にしました!  一昨日、4月の利上げを匂わせた同氏のおかげで、「(夏場以降ととらえてた)エコノミストは、軒並み利上げ時期の予想を前倒し ―― トリシェ総裁が鳴らしたラッパに、市場が激しく踊った格好だ。 踊り狂った宴(うたげ)の後に待ち構えているのは、激しい二日酔いに苦しむ局面かも――」(日経) ・・・ このたまらなくウマい表現に、嫉妬しちゃいましたp(^^)q
内容を要約すると、「4月利上げを織り込むように、ドイツの金利は上昇(2年債利回りが1年9カ月ぶりの高水準に)。 ユーロ圏と日米の金利差が拡大し、ユーロ高 ―― しかし、景気にとって重荷となる。 利払いの負担拡大で財政圧迫するほか、4月の国債償還を控え、余震は続く。 ラッパに踊らされて実力以上に買われるユーロに警戒――」
また、「足元の物価上昇の原因は、中東動乱や世界的な天候不順による原油や食品価格の高騰であって、景気の過熱を受けた物価上昇ではない」 だけに、“4月利上げ説” に冷めた見方もあるようですよ(*’-^)☆ ・・・ ってことで、本当にECBは4月に利上げすると思いますか? わたしは、『ない』 にBID(^_^)v

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